少子化の原因はたったの一つ
釣りタイトルですがw
「若者、結婚が遅い…どんな恋愛してるのか」「日本はなぜ子供産むのが難しいのか」など、小渕大臣が少子化分析チーム (痛いニュース)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1210676.html
もーほんとにもー!みんな分かってないんだから!(よく分からんが怒ってみたw)
子供を持つ親としての実感をつらつらと書いてみますよ!!
まぁ、私itamaeの浅はかな考察だと思いますんでそこんところは割り引いて、以下を読んでつかあさい。
(以下本論)
とかく子供を育てるのにもの凄く「手間」が必要なんですよ。
「お金」ではありません。
「手間」です。
もちろんお金がもっとあれば言うことありませんが、それでも現在2児の父親である私がヨメに「3人目作ろうっか…」と言ったら、おそらくヨメから背負い投げを食らわされますよw
それはなぜか。
先程「手間」と言いましたが、もっと細かく掘り下げると「一人前の社会人としての教育,しつけを子供に施す手間」が現在では子供2人で限界なのです。
まぁ、ウチ夫婦は子供2名で限界ですが、このあたりの限界人数は個人差(世帯差)があると思いますが…。
ここで「ところで前述した『一人前の社会人として…』とはなんぞ?」という疑問があるかと思います。
私はサラリーマンをしていてそれなりに給料をもらっているわけで、一人前の社会人としての自覚があります。
決してお金持ちでもなく、ごく普通の中流の生活を送っていると思っております。
また、「子供には最低父親(=私)くらいの生活をできるようにしてあげる=一人前の社会人」という夫婦の共通認識があります。
そうなると少なくとも私が受けた教育程度、いやそれ以上教育の質などを上げなければならないと思うわけです。
最近の子供達の教育水準は上がってますからね…私の子供の頃は塾っていっても書道かそろばんくらいだったんだけれども。
子供に塾を行かせて「頑張ってこい!」というだけならお金で済むと思うのですが、それ以前のお膳立て(塾やら何やらに行かせる為のモチベーション上げ等)もしてあげなければいけない。
意外にこのお膳立て(家庭環境…とも言うかな)の部分が大変なんですよね。
そんなわけで思うに、私と同じ中流家庭の考え方として…
子供にはせめて中流家庭くらいが築けるようにしたいという親心(*)
↓
子供に手間をかける
↓
これ以上(人によって人数の違い有)子供を作ると子供に手間がかけられない
↓
子供をこれ以上産みたくない
という状態に陥っているのではないかと。
上の(*)は「子供をこんな風に育てる自信やお金もないから」と思っている未婚の方も含みます。
つまりですね。
少子化(と言われる)の原因は一つ。
「日本に中流家庭が多い」
ということだと思います。(随分乱暴な結論でサーセンw)
それでは政府はどうすればいいのかも考えてみました。
(1)格差社会を薦め「産めよ増やせよ」を実行する
(2)人口減でも国が回るようにする
(3)移民の受け入れ
(4)教育やしつけなどにかかる「手間」の中で、親族や自治体が肩代わりできるところを任せられるような仕組にする。
(1)は発展途上国に戻るという考えですねw
(2)は「日本国」というモデルをそのまま維持したいのであれば、中流の人口比そのままにこの政策を実施していくしかないと思いますがね。消費税30%くらいいくんじゃないかな?w
(3)はフランスやアメリカとかが移民+子育て支援でやってるみたいですね。
(4)は核家族化になる前はどの家庭でもやってたんだと思うんだがねぇ。ただ、自治体が親の代わりになるってのはさすがに無理があるか…。
個人的には(2)を目指して欲しいんだがな。消費税率は10%くらいまでが個人的な限界だけどw